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(일어TCT자격증시험전문)視点 世襲候補 民主党は制限し、独自性を=論説

현대천사 2008. 7. 17. 13:39

社説:視点 世襲候補 民主党は制限し、独自性を=論説委員・松田喬和

 民主党は政治改革推進本部の下にある公職選挙法見直し小委員会(野田佳彦小委員長)で公選法改正案を近くまとめる。本部の了解が得られ次第、自民党とも折衝。次期臨時国会での共同提出を目指す。

 注目すべきは国政選挙での世襲候補の制限規定だ。小委員会では同一選挙区での世襲は封じる方向で合意は得られている。野田小委員長は「与野党統一案に盛り込みたいが、それが難しければ、民主党の内規に網羅したい」と、積極的だ。

 後発政党の民主党には、自民党の世襲候補と争った経験者も少なくない。「同じ新人であっても、世襲候補とはスタート時からハンディを付けられている」というのだ。

 毎日新聞の調査では、05年の「郵政総選挙」で父母または祖父母(義理の父母・祖父母や養子先も含む)に国会議員の現職か経験者がいる「2、3世」候補は166人が立候補し、133人が当選した。「2、3世」議員の割合は28%と前回比では1ポイント下落した。問題は新人「2、3世」の当選率の高さだ。59%と非「2、3世」(38%)より20ポイント以上も上回っている。

 「2、3世」議員が同じ選挙区を引き継いだ世襲議員とは限らない。父母、祖父母とは党派も選挙区も異なり、有権者も世襲を意識していない「2、3世」議員もいる。

 福田康夫首相の実父、福田赳夫元首相らがしのぎを削った「三角大福中」はいずれも非世襲だ。ところが、自民党が政権奪還後の橋本龍太郎首相以来、福田首相で6代目になるが、森喜朗元首相を除くといずれも世襲だ。森元首相の実父は地元の首長経験者。準世襲ということもできる。

 国会議員は国民全体の代表だ。だが、世襲候補は選挙に有利な「地盤」「看板」「カバン(資金)」の3バンを先代から容易に継承できる。選挙前からの優位性は格差と呼ぶこともできる。是正される方がよいに決まっている。

 数多くの世襲議員の出現は、政治への人材供給源が枯渇傾向にあることを意味している。政治の劣化は避けなくてはならない。自民党も民主党も公募制を活用し、国政選挙向けの候補者の発掘に努めている。しかし、世襲候補を押しのけて、公募候補に切り替えるケースはまだまだまれだ。

 世襲制限の法制化には問題があるなら、党内規律でも良い。自民党が同調できないなら、民主党だけでも踏み切るべきだ。政党の違いを示す格好なテーマにもなる。