일본어/朝日新聞

(일본어TCT학원)雨乞いよさらば?40年ぶりに人工降雨実験 高知沖上空(08

현대천사 2008. 6. 28. 16:32
 

 

 

 人工降雨実験をする気象庁のヘリコプター=27日午後、高知県沖、本社機から、矢木隆晴撮影

 雨つぶのタネとなる物質を雲の上からまいて「人工降雨」を作り出す実験が、27日、高知県沖の上空で行われた。気象庁気象研究所(茨城県つくば市)など10機関が、3年間の予定で四国などでの渇水の解消を目指す。国レベルで人工降雨実験を行うのは約40年ぶり。今年は7月初めまで約10フライトを予定している。

 雲がある高さの気温が0度より低い場合には、鉛筆の芯状に固めた長さ5ミリほどのドライアイス、0度以上なら微粉末にした塩など吸湿性物質をまく。雲の中の水蒸気を凍らせたり、雨粒を成長させたりして降雨を誘発する。今回は、ヘリコプターから雨の核となる塩などを試験的にまき、上空の水分変化を調べる小型機でその後を追った。

 準備の遅れで実験開始が梅雨の時期と重なってしまったが、気象研究所の村上正隆室長は「実際に雨が降るかどうかではなく、吸湿性のパウダーをまくことによって雲の中でどのような変化が起きるのか、人工降雨に関する科学的な基礎データを集めることが今回の実験の目的」と説明している。(久保田裕)