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大気汚染や水、食事の衛生面が心配された北京五輪。現地入りを間近に控えた日本選手たちの対策もほぼ出そろったようだ。「選手村などで提供される水や食べ物は大丈夫」としながらも、マスクを持っていったり、現地入りを遅らせたりする競技団体もある。特に大気汚染への不安がぬぐいきれなかったようだ。
マラソンなど屋外で長時間の激しい運動が続く競技もある陸上。日本陸上競技連盟は4月と5月に北京で開かれたプレ大会で、粉じん濃度を独自に調査した。「厳密なデータではない」としつつ、日本と比べて濃度が20倍という結果も出たという。
競技に影響があるか分からないが、専門家にも相談し、マスクを持参することにした。通常のマスクと目の細かいものを2種類用意し、競技以外の時に使えるよう希望する選手に渡す。また、「目がしょぼしょぼする」と訴える選手もいたことから、目薬も持参するという。
ソフトボール代表の現地入りは7日の予定。競技は12日から始まるため、8日の開会式を除くと調整期間は3日しかない。日本ソフトボール協会は「通常は1週間前には現地入りするが、やはり大気汚染が心配。幸い時差がないのでぎりぎりに入ることにした。たぶん各国代表の中で一番最後でしょう」と話す。
当初は現地のミネラルウオーターについても不安の声があり、日本オリンピック委員会(JOC)は一時、日本からの持ち込みも検討した。しかし、選手1人が1日2本のペットボトルを飲むとして、選手団500人なら1日計1千本。20日間では2万本という膨大な量になる。JOCが北京市内のスーパーで購入した水を検査し、衛生的な問題はなかったことから持ち込まないことにした。
担当者は「組織委が提供する水や食料は問題ないと思う。選手たちには、選手村と競技会場の水や食料をとるよう呼びかける」としている。
日本レスリング協会も当初は水を心配した。ほとんどの選手が試合前に減量し、抵抗力が落ちてしまうため、練習会場のシャワーが口に入っただけでも腹をこわす心配があるからだ。
しかし、今回は日系のホテル内に練習場所を借りることができた。担当者は「日系ホテルのシャワーや飲料水なら安心できる。選手には選手村かホテルの水以外は飲むなと徹底する」と話している。
16年ぶりの男女出場となったバレーボールは当初、食料と水を日本から持ち込む予定だったが断念した。
Vリーグ所属の企業が北京に持っている工場の倉庫を借りて少しずつ運び込もうとしたが、企業側から「税関でひっかかるなど問題が発生したら、責任を取れない」と思わぬ反発を受けて、頓挫。結局、現地の日本人会などに紹介してもらった「安全な」店で調達することにした。
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