緑の笑顔 「おおたん」グッズ在庫底突く
2008年05月08日08時09分
群馬県太田市のマスコットキャラクター「おおたん」の人気が沸騰している。4月5日から始まった第25回全国都市緑化ぐんまフェアの太田会場で、おおたんをデザインした小物を販売したところ、予想を上回る大当たり。急きょ、追加生産するほどの売れ行きだ。
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人気に火がついた「おおたん」(写真はぬいぐるみ)。「かわいい」と女性たちに好評だ |
「おおたん」は05年3月、旧太田市など1市3町が合併した記念に市が全国から公募した。89点が寄せられ、青森県弘前市の工藤和久さんの作品が選ばれた。
太田市のアルファベット表記の頭文字の「O」を基調にした、丸みを帯びた愛らしいキャラクター。頭についた四つの丸が、合併した4市町を表し、緑色をした体が自然豊かな太田市をPRする。
おおたんをデザインした小物は、まず05年10月に、ぬいぐるみ(800円)とピンバッジ(200円)を発売。今年4月からは、携帯電話用のストラップ(300円)が仲間入りした。
従来は市役所1階の市政情報コーナーでのみ販売していたが、緑化フェアの趣旨と豊かな自然をPRするおおたんの「使命がぴったり合う」と、会場で売り出すことに。その結果、「驚いている」と市の担当者に言わしめるほどの売れ行きを見せた。
「1日に1個売れるか売れないか」という市政情報コーナーとは正反対に、フェアでは約1カ月間でストラップ1400個、ぬいぐるみ350個、バッジ200個を売り上げた。
ストラップは1日に140個売れた日もあり、在庫が底を突いて急きょ、2千個を追加発注する人気ぶり。女性の幅広い年齢層に売れている。
3月には満面に笑みを浮かべた福田康夫首相が、おおたんのぬいぐるみを抱く写真が夕刊紙の一面を飾った。緑化フェアのPRで表敬した市関係者が贈ったもの。なぜか、紙面では「緑化フェアのマスコット」と間違えて紹介されてしまったが、それでも市の担当者は「宣伝効果は計り知れない」と意に介さない。その効果かどうかは不明だが、土産用にまとめ買いしていく観光客も多いという。
フェアの太田会場を訪れる人出も好調で、売り上げを支える。期間中(11日まで)に計20万人とした予想は、大型連休後半の3日にあっさりと突破。最終的に25万人ほどに達しそう。市は「連休中の人出も好調で、売り上げがさらに伸びた」とホクホク顔だ。
おおたんの小物は、会場中央付近の総合案内所で販売している。(滝沢隆史)
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