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(일본어TCT시험전문학원)北朝鮮の申告―完全な核放棄につなげよ (08.06.27)

현대천사 2008. 6. 27. 11:46

北朝鮮の申告―完全な核放棄につなげよ

 ようやく北朝鮮から核開発の申告書が出てきた。詳しい内容はまだ分からないが、北朝鮮の核放棄を目指す6者合意に沿った重要なステップである。

 昨年の6者合意は三つの段階を想定している。第1段階は核関連施設を凍結・封印すること。第2段階ではそうした施設が使えないよう「無能力化」し、核計画の全容を申告する。第3段階で核の放棄を完成させる。

 これまでに第1段階は終え、無能力化の作業が進んでいる。申告は第2段階で実行すべき最後の項目にあたる。昨年末が期限だったが、米国との事前協議が長引き、半年遅れになった。

 見返りに、米国は北朝鮮のテロ支援国家指定を解除する手続きに入った。

 再び6者合意のプロセスが進み出したのは歓迎したいが、もろ手をあげてというわけにはいかない。

 第一に、無能力化の作業がまだ全体の半分にも達していないことだ。北朝鮮は6者協議参加国のメディアを招き、きょうにも核施設のひとつを爆破してみせるという。映像的効果を狙ってのことだろうが、原子炉から使用済み核燃料を取り出すなどの実質的な無能力化をきちんと履行すべきだ。

 第二に、申告の中身が本当に核開発の全容を明らかにするものなのかどうかだ。事前の報道によると、北朝鮮が約束した「完全かつ正確な申告」とはとても言い切れない内容のようだ。

 というのも、保有しているはずの核兵器の数や保管場所といった核心の情報が除外されているというのだ。申告はプルトニウムを使った核開発に限られ、ウラン濃縮には触れていないと言われる。シリアなどへの核技術拡散の疑惑にも答えていないらしい。

 あいまいなままでは済まされない問題ばかりだ。

 それでも、申告自体は前進と見るべきだ。北朝鮮の核の脅威が減るわけではないにせよ、少なくとも新たな核兵器の原料が作れない状況は一歩進む。

 なによりも大事なのは、核を手放させるという第3段階がいよいよ視野に入ってきたことだ。

 これからすべきことははっきりしている。早急に6者協議を再開し、北朝鮮の申告内容を検証する方法を決めることだ。北朝鮮は現地調査や技術者の聞き取りなどに誠実に応ずるべきだ。そのうえで、第3段階の具体的な手順を早く詰めてもらいたい。

 任期切れが近いブッシュ米大統領に焦りがないとはいえまい。申告に偽りがあればプロセスを戻すこともあり得るだろう。大統領は記者会見で、拉致問題は置き去りにしないと強調した。

 日本の安全のために、何としても北朝鮮に核を放棄させる。その過程で、拉致というむごい犯罪に解決の道を開く。この原点を見失わずに、前に進むことだ。